私は学生時代数学が得意な方で、試験でもクラスでトップの方の成績を取れていました。
周りの友達からも質問など良くされていたので、数学嫌いの人の気持ちもなんとなく分かります。
そんな私の経験から「数学が不得意な人」や「これから数学を得点源にしたい人」へ向けて、数学の基本的な学習方法を伝授しようと思います。
結論を先に書いておくと「例題→演習→解答」で十分です。
step1-例題を見ながら書く
まずは参考書(私はチャート式の青色「青チャート」を使っていました)の例題を見てみましょう。
例題と解答が書かれていると思います。
例題は簡単な問題ばかりなので解答を見ると理解できるのではないでしょうか。
そしてこれ大事なのですが、
例題を見るだけではなくて一度、理解していることを確認しながら1行1行書き写してください(図やグラフも書き、計算も自分でやってみる)。
この「書く」という作業をすると理解が深まり、また案外理解できていない箇所が分かったりします。
数学が不得意な人は理解できていないことに気づかずに進んでしまって、次が余計わからなくなる、もう嫌、数学嫌い、となってしまっているのです。
例題の難易度でつまずく人はもっと基本的な計算力や1学年下の学習がまだ理解できていないかもしれないので、無理せず復習からやり直した方がいいですね。
step2&3-演習問題を解いて解答を見る
例題が理解できたら続いて問題を解いていきましょう。
例題で解いた問題に似た練習問題があればいいですね。チャーター式で言えば例題のすぐ下にあるやつです。
例題で使った公式を使う問いや数字を変えた計算問題など、例題をしっかり理解できていれば解ける問題なので、理解度をチェックできます。
この練習問題で考える時間は10分です。解答時間は何分でも構いません。最後までときましょう。
そして、
- 正解だったら→○
- 間違えたけど解法があっていたら→△
- 全然間違えor分からない→X
を問題のどこかに書いておきます。ちなみに10分考えて分からなかったらXです。
○△の場合はそのまま次に進んでも良いでしょう。どんどん問題を解いていきましょう。ただ、△が多い人はケアレスミスが多いので注意してくださいね。
問題はXですね。
ここで間違えたり、分からなかったりしても問題ありません。
答えを見ながら、例題でやったように1行1行丁寧に理解していきましょう。そしてX印をつけて次の問題を解く。数をやるうちにわかってきます。
重要なことは、その練習問題を解けようが解けまいが、さっさと解答を見て間違えたとこを確認する、ということです。
同じ問題を何度も解く
聞こえが悪いですが、数学の問題はパターンが決まっていて、そのパターンを分かっていれば、数学の偏差値は軽く60を超えます。
そしてそのパターンを覚えるのに私が一番有効だと思ったのが演習の繰り返しです。
繰り返す問題は△とX印をつけた問題だけにします。その後正解だったら○印を追加し全ての問題に○印がつくまで繰り返しましょう。
これをしていると初見でもぱっと見で解法がわかるようになってきます。
数学学習の基本的な進め方:まとめ
ここで数学の学習方法をまとめておきます。
- 例題を1行1行丁寧に書く
- 問題を解いたら即解答を見る
- 同じ問題を繰り返す
先ほども言いましたが、この3点をしっかりとしていれば数学で偏差値60は取れます。
私はこの方法で学習をし、数学で偏差値70を下回ったことがありません。一つ上の学年の模試を受けても65以上はありました。
数学を不得意にしている学生は単純に学習時間をとっていないことがほとんどです。
このブログを読み終えたらあとはやるだけです。
では(^^)
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